カウンセリングにより成功した路線変更

新卒採用時の業務に携わりたいとの気持ちが湧いて

帰国子女だった私は語学力を備えているという理由から外資系金融機関に就職しました。最初の配属先はIT部門で、取引システムの構築（ネットワークやデータベース設計など主に仕様作成）に携わりました。しかし、異動により配属された商品開発部門の業務は私には非常に物足りないものでした。ITのスキルを備えてキャリアを積み上げていきたいという考えから、転職活動に踏み切りました。

キャリア展望の見直しとゴール再設定

キャリアコンサルタントの方との面談では、現状の業務に対する考えなど思いの丈をぶつけさせていただきました。カウンセリングのほとんどの時間を私が一方的に話したと記憶しています。ひと通り話をさせていただいた後にキャリアコンサルタントの方がおっしゃったのが、「技術一本でなく、これまでの企画のスキルを活かしつつも技術的視点が持てるITコンサルタントとして仕様作成など業務と技術の両面に関わるほうが適性が高く、ご自身の志向に合っているのでは？」という内容でした。「技術」に焦点を当てすぎていた私に対し、客観的かつ冷静なアドバイスをいただき、経営と技術を俯瞰的に触れられる点に大きな興味を持ち、案件をいくつか紹介していただきました。

アピールポイントを精査し、無事に内定獲得

社会人経験が決して豊富と言えない私が採用のチャンスを掴むためには、業務で獲得したスキルだけをアピールするのは賢明でないとキャリアコンサルタントの方からアドバイスをいただきました。学生時代からの自分を振り返り、チームの中での立ち位置や普段のコミュニケーションで気をつけていることなどにまで広げて自己分析を行いました。もちろん、ITコンサルタントとしてのスキルがないのでどのように戦力として貢献するかなどについても具体的に事前準備するようご指導いただきました。とても丁寧なサポートのお陰で内定を頂くことができたと感じています。